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【kintone×ChatGPT】無料版のSmart at AIを全kintoneユーザーが導入すべき理由
「kintoneとAIの連携に興味はあるけど、まずは何をどうすればいいのか分からない。」
そんな風に考えている方は多いと思います。
急速にAIが発達していく現代。
AIを使う会社と、使わない会社では生産性などの面でドンドン差が開いてしまうことは明白です。
しかし、そうは言っても「AIは難しそう。ましてやkintoneとの連携なんてどうすればいいの?」なんて考えてしまいますよね。
M-SOLUTIONSではkintoneとChatGPTなどの生成AIを連携するサービス「Smart at AI for kintone Powered By GPT(以下:Smart at AI)」を提供しています。
そして、Smart at AIには有料版とほぼ同等の機能を持つ無料版があります。
「無料版Smart at AI」でも安全に簡単にkintoneのデータを活用し、AIを利用することが可能です。
本日は「無料版のSmart at AI」の魅力、全kintoneユーザーが導入すべき理由についてご紹介します。
記事を読んで、いいなと思ったらぜひ無料版をダウンロードしてみてください!
【kintone×ChatGPT】Smart at AIとは
Smart at AIは、M-SOLUTIONS株式会社が提供するkintoneアプリとChatGPT(AI)を連携可能にするプラグインです。
このプラグインを利用すると、kintone内でChatGPTの機能を直接使用でき、文章作成や業務の効率化を図ることができます。
Smart at AIは無料版と有料版があり、それぞれに特徴があります。
【kintone×ChatGPT】無料版Smart at AIの機能、特徴
無料版Smart at AIは、有料版のほぼ全ての機能があります。
kintone内のデータ・情報・画像を使い、AIが文章生成、分析、翻訳、カテゴリ分け、アイディア出しなど、様々な用途で使用することができます。
活用方法はご利用される方々のアイディア次第であり、無限の可能性がございます。
下記では、そのアイディアに利用できる無料版Smart at AIの機能をご紹介します。
無料版Smart at AIでできること
◆随時、最新モデルを利用可能
無料版のSmart at AIもOpenAI・Anthropic・Geminiの最新モデルが利用可能です。
◆バッチ処理を用いたAIエージェント機能
日次や週次、月次など定期的に自動で生成を行うAIエージェント機能を無料版でご利用いただけます。
AIエージェント機能は下記のような利用が想定できます。
・最新ニュースの情報を収集し、毎朝レコード作成。情報収集を効率化。(通知も併用してさらに便利に)
・日報や週報を週末、月末に自動でサマリー。管理職のチーム全体のマネジメントを効率化。
・顧客対応の24時間365日自動化。
無料版はAIエージェント設定を1設定、利用可能です。
◆他アプリを参照できるRAG機能(検索拡張生成)
Smart at AIは主にアプリのレコードの内の情報を利用し、生成 AIを利用しますが、他のアプリの情報を参照することも可能です。
また、他アプリの一覧絞り込みにも対応しています。
例えば、お客様の問い合わせに対して「FAQアプリを全体を参照しながら、適切な回答案を生成する」と言うような利用方法が可能です。
無料版では合計20レコードまで参照可能です。
◆画像読み込み
kintoneに保存されている画像から文字起こしや名刺・請求書を読み取ったOCRとしても利用可能です。
無料版では上限回数20回/月まで利用可能です。
◆kintoneレコードの一覧画面から連続生成機能
2024年4月末のアップデートで、kintoneレコードの一覧画面から連続生成が可能になりました。
無料版でも20連続生成が行えます。
kintoneで絞り込んだアンケート結果などを分析する際にご活用可能です。
◆Web取得
プロンプトにURLを含み、そのwebサイトの情報を取得することができます。
無料版でも1つのURLを読み込むことができます。
Webから情報を取得できることにより、更に利用の幅が広がりました。
例えば、顧客管理アプリにお客様の会社URLを貼り付けている場合は、Webサイトに訪れなくとも、Smart at AIがお客様の会社情報をリサーチして、まとめてくれるなんてことも可能です。
◆1つのアプリに3つのプロンプトが設定可能
アプリに設定できるプロンプトの数が3つ設定できます。
例えばコンテンツ管理アプリなどで
- ブログのキーワードをAIが列挙
- 1で生成したキーワードに対するブログ記事を生成
- 2で生成したブログ記事の内容を、SNSに告知する投稿文を生成
といった使い方ができます。
◆サブテーブル対応で多くの情報を活用できる
サブテーブルの情報もプロンプトに挿入することが可能です。
サブテーブルは複数の入力内容をまとめておくのに、とても便利なフィールドです。
注文・日報・勤怠管理・商談管理アプリなど、様々な場面で使用されるサブテーブルをプロンプトに挿入することで多くの情報を活用できるようになりました。
◆API利用で生成AIは学習しない。機密情報の入力もOK!
kintoneの情報を使って生成AIを利用できることが、kintoneと生成AIを連携する最大のメリットです。
しかし、機密情報を学習されてしまっては意味がありません。
Smart at AIは無料版もAPIを利用していますので、機密情報をプロンプトに使用しても学習されることはありませんので、安心してご利用できます。
(Open AIの利用ポリシーに「OpenAIのAPIを利用する場合、ユーザーが送信したデータが学習に利用されることはない」と記載されています。
詳しくはOpen AIの利用ポリシーをご確認ください。)
◆その他、無料版Smart at AIでも利用できる機能が盛りだくさん
他にも無料版のSmart at AIで利用できる機能はたくさんあります。
詳しくはこちらのブログをご確認ください。
【kintone×ChatGPT】有料版Smart at AIとの違い
ここまでは「無料版Smart at AI」の魅力について説明させていただきましたが、Smart at AIには有料版もあります。
「有料版と無料版の違いは?」という質問もよくいただくので、無料版Smart at AIと有料版Smart at AIの違いを下記にまとめました。
有料版Smart at AIでできること
- 機密フィルタ機能
- ログ出力
- AIエージェント機能の設定数上限
- kintoneレコード一覧画面での連続生成(無料版は上限が20連続生成、有料版は上限が200連続生成)
- Web取得数の上限(無料版は1つ、有料版は3つ)
- プロンプトの最大設定数(無料版は3つ、有料版は9つ)
- コンテンツストア
- 画像読み込みの上限数(無料版は20/月まで、有料版はプラン別)
- 複数のAIモデルをサービス料のみで利用可能
- API設定、費用が不要
- 利用回数(従量課金を防ぐため、プラン別の制限有り)
- 為替計算が不要
- 支払い方法の選択(AIサービスは基本クレジットカード精算)
詳しくは下記のブログでまとめています。
【kintone×ChatGPT】無料版のSmart at AIを全kintoneユーザーが導入すべき理由 まとめ
以上、「無料版のSmart at AI」の魅力、全kintoneユーザーが導入すべき理由について説明しました。
「無料版のSmart at AI」でも基本的な機能は十二分に使え、有料版ではさらに便利な機能・価値があります。
AIを使う会社と、使わない会社では、これから生産性などの面でどんどん差が開いてくることは間違いありません。
Smart at AIは利用者全員が簡単にAIを利用できるようになるツールです。
ぜひAIツールの第一歩としてもお試しください。
無料版ですので、とりあえず導入しておいても損はありませんよ。
Smart at AIに興味がある方は、無料版のダウンロード・資料請求などお気軽にお問い合わせください。