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Smart at AIがアップデート。kintoneのアプリ一覧画面から生成AIが連続実行可能に!
4月24日にSmart at AI for kintone Powered By GPTの機能がアップデートされ、kintoneのアプリ一覧画面から生成AIを連続実行できるようになりました。
kintone上でAIをより便利に使えるようになりました!本記事では新機能とその活用方法について、詳しくご紹介します。
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Smart at AIとは?
Smart at AIはkintone上でChatGPTのような生成AIを実行できるようにするkintoneプラグインです。
プラグインを設定するだけで、すぐにkintoneのアプリ上で生成AIを実行可能です。
kintone上で文章生成が手軽に実行できるようになります。
業務の生産性向上を実現できます。
新機能の概要
一覧画面で生成AIを連続実行が可能に
これまで、Smart at AIは生成AIを実行する場合、レコード1件ずつ行う必要がありました。
新機能では一覧画面に設置されたボタンをクリックすることで、連続実行できるようになりました。
また、一覧の絞り込みに対応しているため、特定の複数レコードのみにAIを実行することも可能です。
活用方法
既存データから必要な情報を一括で抽出できる
自社で蓄積した顧客リストや問い合わせ履歴などの既存データをから必要な情報を抽出したいときに利用できます。
例えば、顧客リストに登録された住所情報から都道府県だけを抽出できます。
kintoneの標準機能だと、都道府県情報のみを抽出できません。
実現するためにはコピー&ペーストを繰り返す必要がありましたが、今回のSmart at AIの新機能により、一括で抽出できるようになりました。
上記のように既存のデータから特定の情報を生成することができます。
プロンプトを工夫すれば、住所から都道府県を抽出すること以外のことでも使えます。
分析しやすくするためにデータにラベルをつける
kintoneに登録したデータを分析したい場合があります。
kintoneには集計機能があるため、この機能を使ってアプリのデータを分析ができます。
しかし、データに適当なラベルがついておらず、分析がしにくい時があります。
データ量が少なければ、手作業でラベルを付与することができます。
しかし、データ量が多いとラベルをつける作業は大変手間がかかります。
そこでSmart at AIを利用して、既存のデータに一括でラベルをつけることで分析しやすくすることができます。
例えば、顧客リストに登録されている顧客を会社規模で分類して分析したいとき、売上の大きさでランクを(A,B,C,D)分けをするプロンプトを設定し、Smart at AIを実行するだけで、データに適当なラベルを付与できます。
評価やフィードバックを一括で作成する
一覧連続実行機能を利用すれば、kintoneのデータを元に評価やフィードバックを一括で作成できます。
例えば、マネージャーがメンバーの日報や商談履歴に対して、一括で評価やフィードバックを行うことが可能です。
マネージャーの管理作業を大幅に効率化することが可能です。
一覧連続実行の設定方法は?
設定は簡単です。
Smart at AIの管理画面で、「一覧連続実行ボタン」の項目にチェックを入れると利用できます。
また、ボタン名は任意の名称に変更可能です。
以上、Smart at AIの新機能について紹介しました。
一覧連続実行機能は、生成AIを一度に複数のレコードに同時に適用できる強力な機能です。
この機能を使えば、業務の生産性を大幅に向上させることができます。
ぜひ、皆様の会社でもこの新機能を試していただき、AIを使って業務の効率化や生産性向上に役立つ活用方法を見つけてください。
もし、まだSmart at AIを使ったことがないという方は、Smart at AIは無料トライアルが可能です。
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