kintoneから電話をかけられる！電話連携プラグイン for Dialpadを詳しく解説

M-SOLUTIONS株式会社は2023年12月19日に新しいkintoneプラグインを提供開始しました。その名も電話連携プラグイン for Dialpadです。

本記事では、電話連携プラグインfor Dialpadの機能と詳しい活用方法をご紹介します。

電話をかける仕事が多い、インサイドセールスやコールセンター、事務の方などには特におすすめです。ぜひご覧ください。

kintoneとは？　

kintoneは、サイボウズ株式会社が提供するクラウド型のビジネスアプリケーションプラットフォームです。ノンプログラミングでアプリケーションを作成することができ、業務フローの自動化やデータ管理、チームコミュニケーションの強化を実現します。

kintoneの特徴は、手軽にカスタマイズできる点にあります。自社の業務に合わせてアプリケーションを作成し、データベースの設定や業務フローの設計を自由に行うことが可能です。また、APIを利用して他のシステムと連携させることもできます。

Dialpadとは？

Dialpadはクラウドベースの通信プラットフォームで、ビジネス用の電話システム、ビデオ会議、メッセージングなどを提供しています。AI技術を活用して通話内容を文字起こししたり、分析する機能も備えています。リモートワークや多拠点でのコミュニケーションをサポートするツールとして利用されています。

電話連携プラグイン for Dialpadとは？

電話連携プラグイン for DialpadはkintoneからDialpadを呼び出して電話をかけることができるプラグインです。

kintone上に配置したボタンをクリックするだけで、架電ができます。また架電と同時に架電リストアプリが起動し、素早くお客様の情報を確認できます。お客様の情報を確認しながら電話できて便利です。

さらに通話内容をメモするアプリで通話履歴を記録すれば、チーム全体で情報を共有しやすくなります。

利用例

次の業務での利用が効果的です。

インサイドセールス

インサイドセールスは多数のお客様に電話する必要があります。そのため電話を素早くかけることができる本プラグインは便利です。

カスタマーサポート

顧客様のサポートを行うカスタマーサポートもこのプラグインが有効です。既存顧客に素早くコールができるため、業務の効率化が実現できます。

オペレーター

お客様に案内を行うオペレーターもこの連携は便利です。kintoneで顧客情報を確認し、電話をすぐかけることだができます。

テレワーク

基本の勤務スタイルがテレワークで、電話をかけることが多い場合はこのプラグインはオススメです。

不動産仲介業

不動産は不動産オーナーや借り手のお客様と電話でやりとりすることが多いです。kintoneで顧客情報を管理し、素早く電話できると、効率化につながります。

保険代理店

保険代理店も、お客様との連絡が非常に多いです。お客様の情報も詳細に管理する必要があります。kintoneの画面から情報を確認しつつ、電話をかけれる機能はオススメです。

利用事例

開発元のM-SOLUTIONS株式会社は、電話連携プラグイン for Dialpadをインサイドセールスチームが利用しています。インサイドセールスチームでは顧客情報をkintoneで管理しています。

しかし、kintoneの標準機能には電話をかける機能は含まれていません。お客様に電話する際は、架電リストアプリの電話番号を見ながら電話をかけていました。

この方法は効率的ではなく課題でした。そこで架電業務の効率化のために電話連携プラグイン for Dialpadを利用したところ、架電までの時間短縮できました。

架電回数が四半期で38%増となり、架電業務の効率化を実現しました。リストからすぐに電話をかけられ、同時に記録も残せることから、架電業務の効率化・一元管理を実現しました。

価格

電話連携プラグイン for DialpadはIDすうによってプランが変わります。

表にまとめました。ご覧ください。

以上、電話連携プラグイン for Dialpadのご紹介でした。このプラグイン使うことで、Dialpadとkintoneを連携すれば架電業務が楽になります。

電話業務を効率化したい方はぜひお試ししてください。