導入事例 株式会社ハルメクホールディングス
株式会社ハルメクホールディングス様の
kintone活用事例を紹介します。
株式会社ハルメクホールディングス
株式会社ハルメクホールディングス様のkintone活用事例を紹介します。
利用用途は広報室の記者コンタクト管理での利用です。ぜひご覧ください。
株式会社ハルメクホールディングスについて教えてください。
株式会社
ハルメクホールディングス
広報室長 入山真一 様
主力である「ハルメク」は月間約38万部を発行しており、女性誌部門No.1※の販売数となっています。(※日本ABC協会 雑誌レポートより)
弊社のお客さまは主に50代以降の女性が中心です。
暮らしを楽しむこと、生き方の幅を広げること、自分を見つめ直すこと、そして、誰かと誰かがつながることを媒介できないかと考えて事業を展開しています。
すべての事業は、顧客理解を起点とし、コンテンツとして雑誌やWEB、イベントなどを提供し、ソリューションとして、通販やサービスなどを提供しています。
入山様はどのような業務を担当されていますか?
入山様:広報業務全般を担当しています。
シンプルに言いますと、社会におけるハルメクグループのファンを増やすために、主にメディア等を通じた情報発信をしています。
そのため、記者や編集の方たちとの関係構築はとても重要なアクションになってきます。
kintoneはどのような用途で利用しているのでしょうか?
入山様:メディアリスト、記者リストの管理に加えて、記者とのコンタクト管理で利用しています。
記者の連絡先や、広報担当者がいつ、誰とどんなやりとりをしたかなど、コンタクト情報をストックするために利用しています。
広報はプレスリリースや取材、発表会など様々な形でメディアの方たちに情報を提供する必要があります。
長期に渡り関係を構築していくことが、自社の理解に繋がり、良記事に繋がったり、逆に誤った情報が発信されないことにも繋がります。
そのためには過去、どの記者にどういった情報を提供したのかを把握し、広報の担当者が代わったとしても、どのようなお付き合いをしてきたのか把握しておく必要があります。
しかし、広報業界全体がそうなのですが、弊社もExcelの記者リストが存在する程度で、顧客管理的なコンタクト情報などは残せていませんでした。
kintoneを選定した理由を教えてください。
入山様:前提として、私は情報をフローではなくストックしておくことが重要だと考えています。
担当者が異動したり、退職したとしても、広報としての財産であるメディア情報が常に更新され、コンタクト履歴を管理できていれば、すぐにコミュニケーションを取ることができます。
ただ、広報は営業と違って直接お金を生み出す活動ではありませんので、できるだけコストは掛けず運用したいと考えていました。
私の前々職では、Salesforceを利用してコンタクト履歴を管理をしていましたが、営業用の大規模なシステムより小規模な仕組みで改善が比較的容易にできるものと考えている時にkintoneに出会いました。
kintoneはコンタクト管理に必要な機能は揃っていますし、数名の広報担当者の利用なら、プラグインを含めても年間数十万円のライセンス費用で運用できます。
私たちにはちょうど良いシステムだと考え導入しました。
kintoneを導入して効果はありましたか?
入山様:組織が私を含めて2人なので、実際の効果はこれからですが、コンタクト情報を蓄積できるようになったことは大きな前進です。
今まではExcelでメディアリストを持っているだけでしたが、kintone上にコンタクト履歴を残すことで、自分たちのリレーションを会社に資産として残せるようになりました。
M-SOLUTIONSのプラグインは何のプラグインを利用していますか?
入山様:広報管理アプリでは、検索拡張プラグイン、ルックアップ自動取得プラグイン、メール一斉送信プラグインの3つが組み込まれています。
検索拡張プラグインはコンタクト情報や記者情報の検索に使っています。
kintoneは絞り込み機能が標準であるようですが、頻繁に検索するメディア名や貴社名などの検索は一覧のすぐ上にあるので便利です。
ルックアップ自動取得プラグインはアプリ間の情報を連携するために利用されています。
kintoneの標準機能だけでは会社情報やメディア情報の連携ができないため、ルックアップ自動取得プラグインを利用し、アプリ間の連携を強化しています。
今後の展望がありましたら教えてください。
入山様:メディアリレーションは企業にとって大切な資産です。
個人が開拓するものでもありますが、それらがデータベースにフローではなくストックとして蓄積されていくことで、継続したリレーションを見える化することができます。
リレーションを見える化することで、メンバーの育成をはじめ、メディアの方々とより良い関係を構築するために有効活用していきたいと思います。
-ありがとうございました。