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【どっちがいいの?】Smart at AIの無料版と有料版の違いを徹底解説!
kintoneにChatGPTの機能を実装できるSmart at AI for kintone Powered By GPT(以下、Smart at AI)。
10月のリリースから大変ご好評をいただいております。
そんな中、よく問い合わせをいただくのが無料版と有料版の違いについてです。
無料版でもOpenAIのAPIを自社で実装すれば、利用が可能なため、有料版との違いがよくわからないという声を聞きます。
そこで、本記事ではSmart at AIの無料版と有料版がどう違うかを徹底解説をします。
Smart at AIとは?
Smart at AIは、M-SOLUTIONS株式会社が提供するkintoneアプリとChatGPTを連携可能にするプラグインです。
このプラグインを利用すると、kintone内でChatGPTの機能を直接使用でき、文章作成や業務の効率化を図ることができます。
Smart at AIは無料版と有料版があり、それぞれに特徴があります。
無料版
無料版では次のことができます。
文章生成
Smart at AIは文章生成ができます。Smart at AIのプラグイン設定画面に登録したプロンプトと、kintoneのフィールドに登録したデータを活用して文章生成ができます。
生成した文章は指定したフィールドに格納できます。
文章生成タイミングは、レコードを保存したタイミング、ボタンをクリックしたタイミング、REST API経由でデータが登録されたタイミングの3つです。
kintoneとChatGPTを行き来せずにkintone上でAIを利用できて、便利です。
OpenAI APIが利用できる
Smart at AIの無料版では生成AIを使うためにOpenAI APIを利用します。
このAPIをプラグインに設定すれば、すぐに利用できます。
手軽にkintoneとChatGPTを連携させることができます。
Web取得が利用できる
2024年3月末アップデート後、Web取得が可能になりました。
つまり、プロンプトにURLを含むことで、Webサイトの情報を取得し、生成を行うことができます。
この機能は無料版でも1つのWebサイトを取得することができます。
有料版
無料版の機能に加えて有料版でできることは次の通りです。
①機密フィルタ機能
有料版では機密フィルタ機能を搭載しています。個人情報や機密情報をAPIコールする際には、ハッシュ値に置き換えてAPIコールします。
戻った値をハッシュ復元することでセキュリティを担保します。
②ログ
有料版にはログ機能があります。管理者側で誰がいつ、どのようなプロンプトを生成し出力・管理していているのか、機密情報は含まれているのかをチェックできます。
ユーザーの利用状況のチェックに役立ちます。
③Web取得
2024年3月のアップデート後、URLを指定することによりWebサイトの情報を取得することが可能になりました。
このWeb取得機能は無料版では1つまで、有料版では3つまで利用することができます。
④API設定が不要
Smart at AIの無料版はOpenAIのAPIを設定しますが、有料版はサービス側で生成AIをプリセットしています。
そのため、API設定をせずに安心・手軽に利用ができます。
⑤利用回数
利用回数の管理方法が違います。
無料版はOpenAIのAPIを使って利用します。
そのため、APIの回数管理はOpenAI側のサービスのトークン数での管理が必要です。
一方で有料版は利用回数制でサービスを提供しています。
利用回数に到達すると、自動的に利用制限がかかります。
トークン数ではなく利用回数でカウントしたいユーザーにとっては便利です。
⑥為替計算
Smart at AIの無料版ではOpenAIのAPIキーの設定が必要です。
OpenAI APIキーの利用料はドル建てです。
そのため、日本企業の場合、為替の計算をする必要があります。
対して、Smart at AIの有料版は日本企業のM-SOLUTIONSがサービスとして提供しています。
日本円での提供のため、為替計算は不要です。
⑦支払い方法
無料版で使うOpenAIのAPIはクレジットカード精算のみの対応です。
対して、有料版は請求書でお支払いいただくことが可能ですので、請求書ベースでやり取りを行いたい企業にとって最適です。
以上、Smart at AIの無料版と有料版の違いについて解説しました。
無料版では基本的な機能が使え、有料版ではさらに便利な機能・価値があります。
どちらもkintoneとChatGPTの連携がより便利にするので、興味がある方はぜひお申し込みください。