ブログ
kintone(キントーン)の料金は高い?部門導入したkintoneを全社で利用する方法
「kintone(提供:サイボウズ株式会社)を部門導入したけれど、本当は全社で利用したい。でも全社で利用するには費用がかかる…」
こんなお悩みを抱えていませんか?
kintone(キントーン)は便利なツールです。
一方で、利用ユーザー数が増えると費用も高くなります。
もちろんkintoneのアカウントの使い回しは禁止されています。
利用人数が多い企業は導入のハードルが高いでしょう。
そこで今回は、部門導入したkintoneのユーザー数を増やさず、コストを抑えて活用できる方法をご紹介したいと思います。
価格を抑えて、どうやってkintoneを全社で利用するのか?
フォームブリッジ (提供:トヨクモ株式会社)とSmart at message(提供:M-SOLUTIONS株式会社)を利用します。
フォームブリッジはkintoneと連携できるフォームサービスで、kintoneのユーザーでなくてもレコード登録ができるサービスです。
Smart at messageは、kintoneの更新通知をメールやチャットツールに配信できるサービスです。
メールやチャットツールを使っていれば、kintoneのユーザーでなくてもkintoneの通知を受信できます。
最近はどの企業にもチャットツールかメールは少なくとも導入されているはずです。
フォームブリッジとSmart at messageを利用すれば、kintoneと社内のチャットツールやメールと連携でき、部門で導入したkintoneをうまく全社で活用できるようになります。
「ユーザーアカウントを持っていないと、kintoneにログインできないですよね?」と思われた方もいるかと思います。
もちろんこの使い方だとkintoneに直接ログインはできません。
しかし、企業によっては、全社にはレコード登録だけをお願いしたいとか、更新通知だけを知らせたいというニーズがあるかと思います。
このような場合にオススメです。
利用イメージ
具体的な利用シーンは?
たとえば、全社アンケートを行うときや、社内からの問い合わせをkintoneで受け付けたい場合などはオススメです。
メールやチャットツールにフォームブリッジのURLを掲載し、そのフォームからkintoneへ登録します。
登録された情報はSmart at messageで担当者のメールやトークルームに通知できるので、登録者がきちんと登録されたのかどうかを確認できます。
またkintoneを利用している部署の担当者が、レコードの値を更新したタイミングで、チャットツールやメールで通知できるので、問い合わせ処理が完了したことを自動でお知らせできます。
kintone関連の合計価格はどれくらいかかるのか?
フォームブリッジの費用は月額¥6,000からとなっており、Smart at messageは月額¥10,000からです。
kintoneは1アカウント月額¥1,500/1uですので、12ユーザー以上で利用する場合は、お得になる可能性もあります。
比較例を用意しました。
比較例
製品 | 本数 | 月額 | 製品 | 本数 | 月額 |
kintone スタンダードコース | 5 | ¥1,500 | kintone スタンダード | 12 | ¥1,500 |
フォームブリッジ ライトコース | 1 | ¥6,000 | |||
Smart at messageスタータープラン | 1 | ¥10,000 | |||
合計 | ¥17,500 | 合計 | ¥18,000 |
※2021/8の情報です。最新の情報は各社のサイトをご確認ください。
※税抜の価格です。
※Smart at messageの最低契約期間は1年です。
※初期費用は計算に含んでいません。
用途によってはkintoneのアカウントを配布してしまった方が便利に使える場合もあります。
用途とコストを考えてどちらの使い方が良いのか検討しましょう。
以上、部門導入したkintoneを全社で利用する方法でした。
もし全社で導入したいがコスト面で導入がネックになっている場合は、参考にしていただければと思います。
またSmart at messageについて詳しく知りたい場合は下記よりお申し込みください。
あわせてよく読まれている記事 <kintoneとMicrosoft Teams・LINE WORKS・Chatwork・Slackを連携する方法> |