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AiNoteの議事録をkintoneに自動連携する方法|AiNote 議事録連携プラグイン
この記事でわかること
- AiNoteの議事録が個人にとどまってしまう理由
- kintoneに連携すると業務がどう変わるか
- 連携プラグインの仕組みと、取り込める項目
- 導入手順と料金プラン、無料で試す方法
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LINE WORKSが提供する「 LINE WORKS AiNote」を使えば、会議の文字起こしから要約・議事録作成までを自動化できます。一方で、できあがった議事録はAiNoteの中の個人のアカウントに蓄積されていきます。顧客情報や案件情報がkintoneにあるのに、その会議の記録だけが別の場所にあるという状態です。
「AiNote 議事録連携プラグイン」は、この議事録をkintoneへ自動的に取り込みます。1議事録=1レコードとして蓄積されるため、検索、共有はもちろん、顧客・案件情報との紐づけも、日々使っているkintone上で完結します。本記事では、その仕組みと取り込める情報、料金プラン、無料で試す方法をご紹介します。
目次
AiNoteとは
LINE WORKS AiNoteは、会議の音声を高い精度で文字起こしし、AIが要約まで作成するサービスです。Web会議のURLをAiNoteに渡してリクエストすると、AIが参加者として会議に入り、音声を記録します。対応しているのはLINE WORKS、Microsoft Teams、Google Meet、Zoom、Webexです。会議が終わると自動で文字起こしが行われ、AI要約も作成できます。
音声から話者を識別する機能もあり、一度話者名を紐づけると、以降その声はすべて同じ名前でタグ付けされます。誰がどの発言をしたのかを後から追える点は、商談記録としても有用です。
AiNoteの議事録管理で起こりやすい課題
AiNoteによって議事録の作成は効率化されます。一方で議事録がAiNoteの中に、しかも個人アカウント単位で蓄積されるため、業務データから切り離されてしまいます。この点が次の3つの課題を生みます。
必要な議事録を探しにくい
議事録が増えるほど、目的の1件を見つけるのに時間がかかります。AiNoteには議事録ごとに一意のノートIDがありますが、横断的に検索する手段は限られています。
チームで共有しにくい
議事録は会議を設定した本人のアカウントに保存されます。共有機能はあるものの、共有先はAiNoteアカウントを持つ相手に限られ、会議に出ていない人には届きません。共有リンクを別の担当者に渡しても、権限がなく閲覧できないということが起こります。
顧客・案件情報と紐づかない
AiNoteが保持しているのは会議のタイトル、日時、話者情報までで、「どの会社との商談か」といった業務属性は含まれていません。業務の文脈と結びつけるには、記録そのものを業務データ側に寄せる必要があります。kintoneには担当者ごとのアカウントがあり、日々の業務データが集まっています。議事録をkintoneへ集約すれば、この3つの課題はまとめて解消します。
kintoneに連携するとどう変わるか
次のような点が変わります。
| 項目 | AiNoteのみ | kintone連携後 |
|---|---|---|
| 探す | 一人ひとりのAiNoteの中を検索 | kintoneでまとめて検索できる |
| 共有する | 会議のあとにコピペで転記・連絡 | 取り込みと同時にメンバーへ届く |
| ためる | 個人のアカウントに散らばる | 1議事録=1レコードで台帳になる |
| 二重登録 | 手作業なので起こりがち | ノートIDの突き合わせで自動防止 |
| 活かす | 読み返すだけ | 一覧・集計・生成AIにつながる |
議事録が「読み返すだけの記録」から「検索でき、集計でき、他のデータとつながる資産」に変わる、というのが連携によって得られるいちばんの効果です。
AiNote 議事録連携プラグインとは
M-SOLUTIONSが提供する「AiNote 議事録連携プラグイン」は、AiNoteとkintoneをつなぐkintoneプラグインです。用意するのはLINE WORKS AiNote、kintone、本プラグインの3つのみで、中継用のサーバーを別途構築する必要はありません。
取り込む期間は直近1〜12ヶ月または全期間から選択できます。初回に「全期間」を選べば、過去の議事録もまとめてkintoneへ移せます。取り込みが終わると、新規・更新・スキップの件数と当月の利用状況がその場で表示されます。
認証にはLINE WORKS公式のOAuth 2.0とOIDCを利用するため、パスワードをプラグインに渡す必要はありません。認証トークンはサーバー側で暗号化して保管し、ブラウザには保存しません。連携の解除は一覧画面のボタンからいつでも行え、別ユーザーへの連携し直しも簡単に行えます。
kintoneに取り込める情報
1議事録が1レコードとして登録され、次の項目をkintoneのフィールドに取り込めます。
- 議事録タイトル
- 全体要約(AI要約)
- 文字起こし全文
- 参加者
- 作成者名・作成日時
- 録音時間・認識言語
- 区間別要約(表)
- 同期状態・同期日時
このうち取り込みに最低限必要なのは「ノートID」と「更新日時」の2つだけです。
取り込み先のアプリは2通りの方法で用意できます。専用テンプレートを読み込めば、必要な項目と割り当てが自動で揃います。すでに運用中のアプリに取り込みたい場合は、設定画面の「自動で割り当てる」ボタンを使えば、項目名から自動でマッチングされます。フィールドの型が合うものだけが選択肢に表示される設計のため、誤った割り当ても起こりません。
差分更新と自動取り込みの仕組み
取り込みのたびに、プラグインがAiNoteのノートIDと更新日時を照合し、「新規」「更新」「スキップ」を自動で判定します。変更のない議事録はスキップされるため、何度実行しても二重登録は起きません。
この仕組みがあることで、途中経過のまま取り込んでも問題ありません。たとえば会議直後に文字起こしだけを取り込み、後からAiNote側でAI要約を実行した場合、次回の取り込み時に要約が追加取得され、同じレコードが「更新」として反映されます。
自動取り込み(定期実行)を設定すれば、毎日・毎週・毎月の指定時刻に、対象メンバー分をまとめて取り込みます。処理はサーバー側で実行されるため、PCやブラウザを開いておく必要はありません。1日の実行回数はプランによって異なり、上位プランほど高頻度に設定できます。対象メンバーは設定画面のチェックボックスで選択・除外できます。
手動での取り込みも、kintone一覧画面のボタンからワンクリックで実行でき、PC・モバイルの両方に対応しています。
AiNoteとkintoneを連携させるメリット
AiNoteの議事録がkintoneに集まると、活用の幅が一気に広がります。
例えば、営業・商談の記録としては、商談メモを顧客レコードや案件レコードと並べて管理できます。担当者が変わっても、それまでの経緯をすぐに追えるようになります。社内会議についても、定例会議やプロジェクト会議の内容を全社で検索できるため、過去のやりとりを探す時間を減らせます。
さらに、Smart at AI for kintoneと組み合わせれば、蓄積した議事録をAIが参照して回答を作成したり、人手で議事録を読み返す作業そのものを、AIに任せられます。
プラグイン導入方法
プラグインの設定は、次の3ステップで完了します。
プラグインを追加する
配布されたZIPファイルをkintoneに登録します。
プロダクトキーを保存する
空欄のまま保存すると自動発行され、トライアルとして利用できます。
項目を割り当てる
テンプレートを使えば項目は自動で揃います。既存アプリの場合は自動割り当てボタンを使います。
料金プラン
月間の取り込み件数に応じて、4つのプランをご用意しています。
| プラン | 月額(税抜) | 月間取込み上限 | 自動取り込み | 想定規模 |
|---|---|---|---|---|
| フリー | ¥0 | 5件 | なし | 評価導入 |
| スターター | ¥4,800 | 100件 | 1日1回 | 中小企業(1〜10人) |
| スタンダード | ¥18,000 | 400件 | 1日4回 | 部門導入(10人〜) |
| プレミアム | ¥48,000 | 1,200件 | 毎時(1日24回) | 全社導入(100人〜) |
件数の数え方は、1議事録(ノートID単位)を新規または更新登録した時点で1件です。変更がなければ、件数はカウントされません。取り込み件数は毎月1日にリセットされます。当月の取り込み件数・上限・割合は設定画面から確認できます。
上限を超えた場合も、従量課金による追加請求は発生しません。上限に達すると当月の取り込みが停止し、翌月1日にリセットされます。想定外の請求が発生しない設計になっています。
まとめ
AiNoteは会議の文字起こし・話者識別・AI要約を自動化しますが、その成果物はAiNoteの中に閉じており、個人アカウントに属人化しやすいという課題が残ります。「AiNote 議事録連携プラグイン」でkintoneに取り込めば、1議事録=1レコードの台帳管理となり、検索・共有・顧客情報との紐づけ・AI活用がkintone上で完結します。差分取り込みと自動取り込みにより、蓄積そのものも自動化されます。
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