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【第2弾】M-SOLUTIONSが無料プラグインをリリース。詳しく解説。
kintoneを利用している方必見。kintoneのプラグインを提供しているM-SOLUITONSは、新たに2つのプラグインの無料版をリリースしました。
第1弾の検索拡張プラグインと自動採番プラグインに加えて、新たに集計プラグインと既読チェックプラグインが無料版に仲間入りしました。
無料で使えるため、手軽にkintoneの機能を拡張できます。今回の記事では、集計プラグインと既読チェックプラグインがどのようなプラグインなのかを詳しくご紹介します。
集計プラグイン
集計プラグインはkintoneの任意のフィールドの値の合計を集計し、一覧画面に表示するプラグインです。kintoneは集計機能を使ってフィールドの値を集計できますが、集計値の表示は別の画面で行われます。
集計プラグインを使用すると、一覧画面にフィールドの合計値を表示できます。ユーザーは画面遷移することなく合計値を確認できるようになります。
また、集計プラグインは、値の合計だけでなく、平均値、最大値、最小値、およびレコード数の表示にも対応しています。
集計プラグインの利用例
集計プラグインは次のような用途で活用できます。
案件管理
営業部では、kintoneを案件管理アプリとして利用することがあります。案件管理アプリを使用している場合、月次や年次など特定のタイミングで見込み金額の合計を把握したいときがあります。
集計プラグインを設定しておくと、案件の一覧画面で見込み金額の合計を確認できます。これにより、合計額を把握する手間が省けます。
予算管理
kintoneは予算管理にも利用することがあります。その際、予算金額の合計や消化率を把握したい場合があります。その時に集計プラグインを利用すれば、レコード一覧画面で確認できます。
既読チェックプラグイン
既読チェックプラグインは、レコードが誰に閲覧されたかをチェックできるプラグインです。このプラグインを使用することで、レコードの未読・既読の管理が容易になり、どこまで情報共有ができているかを把握しやすくなります。
さらに、「読んで!」機能で未読のレコードをハイライトする機能も備えているため、ユーザーがレコードの詳細を見落とすことを減らすことができます(※「読んで!」機能は無料版では利用不可)。kintoneで情報共有を確実に行いたい方にとって、非常におすすめのプラグインです。
既読チェックプラグインの利用例
既読チェックプラグインは次のような用途で活用できます。
掲示板
kitnoneを社内の掲示板やお知らせアプリとして利用している場合、既読チェックプラグインは有効です。誰が掲示内容を閲覧しているかを管理者は把握できます。また、閲覧者はどの掲示を未読なのかがわかります。これにより情報の把握が容易になります。
問い合わせ管理
kintoneを問い合わせ管理として利用している場合でも、既読チェックプラグインは便利に使えます。未対応の問い合わせを把握しやすくなるからです。また、有料版の「読んで!」機能を使えば、重要な問い合わせを強調することもできます。その結果、問い合わせ管理の質を向上させることができます。
無料版と有料版との違い
集計プラグインと既読チェックプラグインの無料版と有料版の違いをまとめましたので、ご確認ください。
集計プラグイン
無料版 | 有料版 | |
価格 | ¥0 | 年額¥140,000 |
使用できるユーザー数 | 50名まで | 制限なし |
設定できるアプリ数 | 10個まで | 1,000個まで |
集計項目 | 1項目まで | 制限なし |
集計行を含めたCSV出力 | なし | あり |
既読チェックプラグイン
無料版 | 有料版 | |
価格 | ¥0 | 年額¥120,000 |
使用できるユーザー数 | 50名まで | 制限なし |
設定できるアプリ数 | 10個まで | 1,000個まで |
読んで!機能 ※1 | なし | あり |
別アプリで状態を管理 ※2 | なし | あり |
※1:投稿者が読んでほしいレコードを強調表示できる機能
※2:管理用アプリで既読状態情報を確認できる機能
以上、M-SOLUTIONSが新たに追加した無料プラグインを紹介しました。
集計プラグインと既読チェックプラグインはkintoneの機能を強化でき、集計や未読・既読管理に困っている方におすすめです。条件を満たせば無料で利用可能ですので、興味があればお申し込みください。