導入事例 リデン株式会社
創業時に必要なシステムを1ヶ月で構築。
リデン株式会社kintoneアプリ構築事例
リデン株式会社
創業時に必要なシステムを1ヶ月で構築。
リデン株式会社kintoneアプリ構築事例
リデン株式会社 副社長取締役
髙木 啓暁様
創業時のシステムとしてkintoneを導入
kintoneの利用状況について教えてください。
髙木様:kintoneは弊社の提供サービス「agumiru」に関するお問い合わせ管理・受発注管理に利用しています。
「agumiru」は農業生産者様向けに「スマホで農業経営をもっと手軽に、シームレスに」というコンセプトのもと、スマホでもっと簡単にもっと楽しく使ってもらえるツールをとして、開発・運営しています。
機能としては農作業の記録管理が中心ですが、他にも積算温度管理や、農薬散布管理、データ分析など、営農に関連するサービスを提供しています。
また最近では、アプリで作業記録をした生産者と、生産者とつながりたい企業のマッチングを支援しています。
農業に係るさまざまな立場の人のニーズをマッチングし、農業生産者の新たな実利に繋がるサービスを目指しています。
kintoneではその農業生産者様からのお問合せとマッチング先企業様との受発注管理に利用しています。
kintoneを導入したきっかけは?
髙木様:創業した2016年に導入しました。
事業を行う際の問い合わせ管理や受発注管理の仕組みがなかったためです。
コストを抑えるためにExcelやWordでの管理も検討しましたが、早い時期からシステムを利用した方が生産性が高くなり、よいだろうと考えていました。
また創業初期は不確実性が高く、事業が変更する可能性も高い。システムにも柔軟性が必要だと考えて、自分達でシステムを作れるkintoneを採用しました。
モックアップの提案でアプリは約1ヶ月で構築
M-SOLUTIONSに依頼をした背景は?
髙木様:創業初期はすべてにおいてすばやい立ち上げが重要でした。
kintoneは自分たちでアプリを構築できますが、自社の事業の立ち上げを行う中、自分たちでkintoneの構築も行うことは負担が大きい。
そこでkintoneの開発ができるM-SOLUTIONSに相談し、構築を依頼しました。
M-SOLUTIONSの支援はいかがでしたか?
髙木様:1ヶ月程度でアプリを構築していただき満足しています。
創業初期は自社にどのようなアプリが最適か定まっていない状況でした。
そんな中、M-SOLUTIONSからは一般的な問い合わせ管理や受発注管理のモックアップを提案いただきました。
我々はそのモックアップを見て、必要な項目をリクエストし、あとはM-SOLUTIONSに項目を調整いただきました。
このような進め方のおかげでアプリが1ヶ月で完成し、問い合わせ管理や受発注管理をすぐに運用できました。
岩﨑様:構築後も保守という形で、カスタマイズに関する相談に乗っていただきました。
特にkintoneの仕様変更が発生した時は助かりました。
昔、kintoneはAPIの仕様変更がありましたが、仕様変更が及ぼす影響についてM-SOLUTIONSから教えていただきました。
私たちだけでは仕様変更がどう影響を与えるのか想像できていませんでしたが、仕様変更前にM-SOLUTIONSから説明いただいたおかげで対応できました。
この点はサイボウズ社と密に連携しているM-SOLUITONSのアドバイスに助けられました。
アプリについて教えてください。
岩﨑様:構築いただいたアプリはお問合せ管理アプリ・案件管理アプリ・見積管理アプリの3つです。
お問合せ管理アプリはWebサービス上の問い合わせページと連携しています。
この連携はM-SOLUTIONSに開発いただきました。
サービスの利用者がお問い合せページから問い合わせを行うと、アプリにレコードが作成されます。
案件管理アプリは問い合わせ管理と連携されており、問い合わせから案件に繋がるものを案件管理アプリに登録できるようにしています。
このときに案件番号が自動的に採番される「自動採番」の仕組みが組み込まれています。
こちらもkintoneの標準機能にはなかったので、M-SOLUTIONSに開発いただきました。
見積管理アプリは見積書や注文書などの帳票が発行できるようにしています。
この帳票もM-SOLUTIONSに作成いただきました。
そして各アプリにはM-SOLUTIONSが提供する「検索拡張プラグイン」を利用しており、kintoneの検索性も高めています。
社内の情報がkintoneに集約され、管理が便利に
導入の効果は?
岩﨑様:現在ではお問合せ管理・案件管理・見積管理だけではなく、社内のさまざまな業務でkintoneを利用しています。
その結果、情報がkintoneにまとまっていて便利です。
また運用が変わったときも項目をすぐに修正できる点も良いと思っています。
もしkintoneを導入せず、現在もExcelやWordで情報を管理していたら、情報確認に時間がかかったり、システム開発に時間がかかったりと、仕事のスピードは今より遅かったでしょう。
今後の展望を教えてください
髙木様:今後、agumiruの事業では、生産者と企業をマッチングする機会を増やしていく予定です。
そのときにカスタマイズで構築したフォームとkintoneの組み合わせは流用しやすいです。
うまく活用していきたいと考えています。
M-SOLUITONSにはそういった事業が変化するタイミングで使えるプラクティスがあれば、ぜひ今後も情報提供いただきたいと考えています。
リデン株式会社について
2016年7月15日に創業。リデンは全国の自治体をはじめ、農業に関連する多種多様な企業様と提携を進めています。
生産者の皆様が実利を得られるサービス実現を目指し、加えて農業に関わる全ての企業の皆様にお喜びいたける新しいサービスを次々と開発していきます。