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Smart at AIがアップデート。会議録画をkintoneに添付し議事録を自動作成
Smart at AI for kintone Powered by GPT(以下、Smart at AI)は、2024年12月と2025年1月のアップデートで、さらに便利になりました。今回のアップデートでは、添付できるファイルの種類が増え、複数のファイルを同時に添付できるようになりました。また、マークダウン形式に対応し、より柔軟な表現が可能になっています。さらに、最適なAIモデルを選びやすくする「推奨モデル表示」機能が追加され、Webサイト情報の取り込み上限も拡大されるなど、多くの機能が強化されています。
本記事では、これらのアップデート内容を詳しく解説し、Smart at AIの新しい活用方法をご紹介します。
さまざまな添付ファイルに対応
これまで Smart at AI は画像ファイルの内容を活用した生成のみに対応していましたが、2024年12月のアップデートにより、対応可能なファイル形式が拡大しました。
具体的には、MP4(動画)、MP3(音声)、PDF(書類)、CSV(データ) など、さまざまなファイル形式を利用できます。
これにより、会議の録画・録音データを添付して文字起こしを行ったり、PDFやCSVデータを活用したRAG(Retrieval-Augmented Generation)を簡単に実行できるようになりました。
添付ファイルの複数読み込みに対応
これまで Smart at AI は添付ファイルを1つしか扱えませんでしたが、今回のアップデートにより複数ファイルの読み込みに対応しました。
これにより、例えば前年度と今年度の売上データ(CSV)を同時にアップロードし、比較分析を行うことが可能になります。
マークダウン形式に対応
これまで Smart at AI ではHTMLを用いた文字装飾が可能でしたが、今回のアップデートによりマークダウン形式での出力ができるようになりました。これにより、より読みやすい文章の作成が可能になります。
例えば、kintoneを社内ドキュメントやマニュアルツールとして利用する場合、Smart at AI を活用することで整ったレイアウトの文書を作成でき、kintone上での情報閲覧がスムーズになります。
推奨AIモデルを表示する機能を搭載
Smart at AI で対応可能なAIモデルが増える一方で、「どのモデルを選べばよいかわからない」という声が寄せられていました。そこで今回のアップデートにより、推奨AIモデルに星印を表示する機能を追加しました。これにより、AIに詳しくない方でも直感的におすすめのモデルを選択できるようになりました。
web取得URLの件数上限が拡大
Smart at AI には、URLを入力するだけで対象のWebサイト情報をAIに反映できる「Web取得機能」があります。これまでは有料プランで最大3件までの取り込みが可能でしたが、今回のアップデートにより、スタンダードプランとプレミアムプランでは最大10件のURLを同時に取得できるようになりました。
これにより、複数のニュースサイトや競合他社の製品ページを一度に読み込み、要点を自動要約できます。例えば、マーケティングチームが製品比較表を作成する際などに、より効率的に作業を進められます。
まとめ
今回のアップデートにより、Smart at AIはさらに使いやすくなりました。さまざまな添付ファイルへの対応や複数ファイルの同時読み込み、マークダウン形式の導入による表現の向上、推奨AIモデル表示による選択の容易化、そしてWeb取得機能の強化により、業務の効率化と情報活用の幅が一層広がります。
これからも、Smart at AIは進化を続け、より多くの業務での活用が期待されています。具体的な活用方法や導入をご検討の方は、ぜひ資料をご請求ください。
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