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導入事例

コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社
           2026/02/10

Smart at AIで案件マッチングを行い紹介数が2倍に。
紹介スピードと質の向上で成約増を実現

アイキャッチ:コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社 (1)

コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社

フリーコンサルタント約5,000名が登録する「コンサルパートナーズ」を運営するコダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社。スキルや稼働率、単価など多様な条件を考慮するマッチング業務に課題を抱えていましたが、Smart at AI導入後は案件紹介数が2倍に増加し、成約数の向上にもつながっています。
導入の背景から活用方法までをご担当の上津様にお話を伺いました。

Before After:コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社

上津様写真

コンサルティング事業部 Sales
上津弘太郎(うわつ こうたろう)様

貴社の事業内容を教えてください

上津様:弊社、「コダワリ・ビジネス・コンサルティング」は2009年に設立した総合コンサルティングファームです。アクセンチュア出身者が独立して立ち上げた会社で、今年で17年目を迎えました。

事業としては、自社のコンサルタントがお客様を直接支援するデリバリー業務と、外部のフリーコンサルタントの方々に案件をご紹介するエージェント業務の「コンサルパートナーズ」といった2つを柱にしています。「コンサルパートナーズ」はフリーコンサルタントの登録者数が約5,000名に上り、パートナー企業のネットワークも含めると相当な規模になります。

また、「コンサルのあんなこと、こんなこと」というコンサルティング業界に関するウェブメディアも7年以上運営しており、「コンサル」関連のキーワードでSEO1位を獲得しています。このメディア運営の実績から書籍の出版依頼をいただくこともあり、「コンサルティング業界、しくみとビジネスがしっかりわかる教科書」という書籍も発刊しています。

kintone導入のきっかけを教えてください

上津様:案件や人材管理が煩雑だったため、その改善のために導入しました。私が入社した当時、案件や人材の管理はすべてスプレッドシートで行っていました。量はあるものの、データの一元管理ができておらず、重複や表記揺れも多い状態でした。4〜5名が同時にログインして使うとスプレッドシートが重くなりますし、何がボトルネックになっているのかも把握できておらず、ただメモを残しているような運用となっていました。

特に課題だったのはマッチング業務です。案件と人材を突き合わせる作業にかなりの時間がかかっていました。当時は案件情報と人材情報を目視で見比べながら、頭の中で覚えているものをマッチングするような状態で、漏れが発生していました。この辺りのスピードと質の向上を考えると、スプレットシートのままでは難しいと考え、システム化の検討を始めました。

いくつかパッケージを検討しましたが、弊社の事業としては、フリーコンサルタントの方々とは長期的にお付き合いするため、継続的なコミュニケーション履歴を管理したい要望がありました。そのような中、パッケージだと機能に制約があり、なかなかフィットするサービスがありませんでした。kintoneであれば自分たちでカスタマイズできるので、理想の業務フローを実現できると考え、2023年9月に導入を決めました。

Smart at AI導入前の課題を教えてください

上津様:kintone導入後、データの整備は進み、情報は整理されました。しかし、マッチング業務には依然として課題が残っていました。

たとえば、ITエンジニアのマッチングの場合、特定の開発言語・領域と経験年数等である程度定量的にマッチングしやすいのですが、コンサルタントの場合はそれだけでは足りません。特に定性的な側面(ロジカルさ、コミュニケーション力、別領域への応用可能性等)を重視しており、加えて稼働率や単価、リモートワークの可否などの諸条件も組み合わせながらマッチングしているため、実は完全一致では判断できない要素が多いのです。

kintoneのフィルターや検索機能では、完全一致や部分一致までは対応できますが、いわば「ニュアンス一致」のようなマッチングはできません。結局、目視で案件リストと人材リストを見比べる作業が発生してしまい、効率化の限界を感じていました。

AIでマッチングできればと考えていましたが、職務経歴書などの個人情報をセキュリティの観点から外部のLLMに直接入力することはできません。また、kintoneと連携できるAIを開発するのもかなりの手間がかかります。そんな中でプラグインとして導入できる「Smart at AI for kintone Powered by GPT(以下、Smart at AI)」を見つけ、これなら要件に合いそうだと考え、導入することにしました。

Smart at AIをどのように活用されていますか

上津様:先ほどお話ししたとおり、kintoneでは案件とコンサルタント人材のマッチング用途で利用しています。企業リストアプリ、案件リストアプリ、人材リストアプリの3つを運用しています。

案件情報をもとに、登録されている人材の中からマッチする候補者をAIが抽出してくれます。スキルや経験だけでなく、希望単価や稼働条件なども含めて総合的に判断してくれるので、人間が目視で確認するのと同じ、あるいはそれ以上の精度でマッチングできています。また、人材リストアプリの方からも人材情報をもとにマッチする案件を探すことができるようになっています。

さらに人材リストアプリではレコード上で職務経歴書の分析やサマリ作成も行っています。経歴情報を構造化された形で整理してくれるので、営業担当者が内容を把握しやすくなりました。クライアントへの提案文作成の下書きにもAIを活用しています。案件情報をもとに、提案文のたたき台を自動生成してくれるので、作成時間を短縮できています。

Smart at AIによる案件マッチング

Smart at AIを利用して、人材アプリから案件をマッチングする仕組み

Smart at AIの導入効果を教えてください

上津様:コンサルタント1人あたりに紹介できる案件数が、以前の2倍に増えました。AIが即座に複数の案件や人材を探してくれるので、紹介数を大幅に増やすことができています。

またコンサルタントへの案件紹介のスピードも向上しています。以前は登録面談の翌日に案件をご紹介するようなケースも多かったのですが、現在はほとんど面談直後にご紹介できるようになりました。弊社のような紹介会社は他にもありますので、いかに早く質の高い案件を紹介できるかが重要です。

案件紹介のスピードが上がれば、当然クライアントへの提案スピードも上がります。案件によっては2〜3週間でクローズしてしまうこともあるため、スピードは成約に直結します。Smart at AIを導入した結果、案件の成約数も増加しました。

もう1つの効果は、営業担当者の情報収集の量と質が向上したことです。AIが出力した構造化された情報を読むことで、整理された形で知識を吸収できます。わからない用語には解説が入りますし、自分では気づかなかった視点も提示してくれます。単なる業務効率化だけでなく、教育面でも効果を実感しています。

今後の展望を教えてください

上津様:直近ではkintoneアプリとSmart at AIの設定のブラッシュアップを進めて、営業担当者がより自然にAIを使えるようにしていきたいと考えています。また、マッチング精度やプロンプトの質もまだまだ向上の余地があるので、継続的に改善していきたいです。

そして、現在はコンサルパートナーズの営業業務、つまり案件と人材のマッチングを中心に活用していますが、本来はプロジェクト単位での管理や契約管理など、他の業務にも展開できるはずです。Smart at AIの他社事例を見ていると、さまざまな活用方法があるようなので、今後はkintoneとSmart at AIを組み合わせて、より幅広い業務の一元管理を実現していきたいと思っています。

 

-ありがとうございました。

 

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