ブログ
【1文字検索もできる】kintoneの一覧画面に検索機能を追加するプラグイン5選
この記事でわかること
kintoneをもっと便利にするプラグイン・連携サービスを提供中
全サービスが乗っているカタログを今すぐ無料ダウンロード!
kintoneを日々の業務で活用していると、「一覧画面でもっと手軽に検索できたら…」と感じる場面は多いはずです。kintoneの標準機能にも絞り込み機能は備わっていますが、フィルターアイコンをクリックし、検索項目を選び、条件を入力して…というステップを毎回踏むのは、手間がかかります。データ量が増えるほど、この検索のひと手間が業務効率に無視できない影響を及ぼします。
そこで注目したいのが、kintoneの一覧画面に検索窓を設置し、直感的な検索を実現するプラグインです。現在さまざまな企業からこの種のプラグインが提供されていますが、機能や価格には幅があります。
本記事では、サイボウズのオフィシャルパートナーが提供する検索系プラグインを中心に5つのサービスをピックアップし、それぞれの特徴を比較します。オフィシャルパートナーはサイボウズから公式に認定された企業であり、kintoneの仕様やAPIに精通した開発力と継続的なサポート体制を備えています。業務の基盤となるプラグインは、信頼できるパートナーのサービスから選びたいという方はぜひ参考にしてください。
目次
kintone標準の検索機能にはどんな課題があるのか
プラグインの比較に入る前に、kintone標準の検索機能が抱える課題を整理しておきます。kintoneの標準機能では、アプリの一覧画面からレコードを絞り込む際に、画面上部の絞り込みメニューを使う方法が基本です。
しかし、この操作は「フィルターアイコンをクリック → フィールドを選択 → 条件を指定 → 検索値を入力 → 適用」と、最低でも4〜5回のクリックが必要です。繰り返し検索を行う業務では、この操作コストの積み重なりが大きなストレスになります。
さらに、kintoneの標準検索には「日本語の1文字では検索できない」という仕様上の制約もあります。たとえば顧客名の頭文字1文字で素早く絞り込みたいというニーズがあっても、標準機能では最低2文字以上の入力が必要です。
なお、kintone本体のアップデートにより、ルックアップフィールドの検索窓については1文字検索に対応するようになりました。これは歓迎すべき改善です。一方で、1文字検索はあくまでルックアップの参照先を検索する場面での話であり、一覧画面でのレコード絞り込み検索は依然として2文字以上が必要です。
つまり、一覧画面から目的のレコードを探すという操作の頻度が高いユーザーにとってこの制約は解消されていません。こうした不便さが、現場でのkintone定着を妨げる要因になっているケースもあります。
検索のプラグインを導入すれば、こうした課題を解消し、一覧画面上に常に検索窓が表示された状態で、ワンアクションで目的のレコードにたどり着けるようになります。
比較する5つのkintone検索プラグイン
今回比較するのは5つのプラグインです。いずれもサイボウズのオフィシャルパートナー企業が提供するサービスです。
1. 検索拡張プラグイン(M-SOLUTIONS株式会社)
M-SOLUTIONSの検索拡張プラグインは、同社が最初にリリースしたkintoneプラグインであり、この分野の先駆け的な存在です。M-SOLUTIONSは10年以上にわたってkintoneに携わり、カスタマイズ実績は通算1,000件を超えます。
その開発ノウハウが凝縮されたプラグインであり、サイボウズのパートナー評価制度「CyPN Report 2025」ではアライアンス部門/エクステンション部門にて★の評価を獲得しています。
主な特徴として、検索条件を最大50件まで設定できる点が挙げられます。これは今回比較する5つのプラグインの中で最多であり、フィールド数の多い複雑なアプリでも柔軟に対応できます。対応するフィールドタイプも18種類と豊富で、文字列(1行・複数行)、リッチエディタ、数値、計算、日付、時刻、日時、リンク、ラジオボタン、ドロップダウン、チェックボックス、複数選択、ルックアップ、関連レコード、ステータス、レコード番号、ユーザー選択と、業務で使用するほぼすべてのフィールドをカバーしています。
注目すべきは、1文字検索に対応している点です。前述のとおり、kintone標準機能の一覧画面での絞り込みでは日本語2文字以上が必要ですが、検索拡張プラグインなら1文字でもヒットします。製品コードの頭文字や顧客名の先頭1文字で検索したいというニーズは現場で非常に多く、この機能だけでも導入する価値があります。
また、表示ラベル機能により検索項目にわかりやすい説明を付けられるため、ITに慣れていないメンバーでも迷わず操作できます。モバイルにも対応しており、外出先からスマートフォンやタブレットで素早く検索可能です。
価格は年額100,000円(税抜)/1ドメインで、同一ドメイン内であればアプリ数の上限なく利用できます。さらに、機能制限ありの無料版も用意されており、無期限で利用可能なため、無料版で操作感を確認してから有料版に移行するという段階的な導入も可能です。
なお、M-SOLUTIONSは検索拡張プラグインに加えて、複数アプリを横断して一括検索できる「横断検索プラグイン」も提供しており、アプリ内検索とアプリ横断検索の両方をカバーできる点も他社にはない強みです。
2. 絞り込み検索プラグイン(株式会社八雲ソフトウェア)
八雲ソフトウェアが提供する絞り込み検索プラグインは、アプリのレコード一覧画面に「検索ボックス」を常時表示し、標準の絞り込み機能を使わずに直感的な検索を実現するプラグインです。
複数キーワードでの検索に対応しており、検索条件を画面上で確認しながら結果を見ることができます。シンプルな操作性が特徴で、kintoneの絞り込み機能に不慣れなユーザーでも扱いやすい設計です。
価格は月額6,000円/年額72,000円(税抜)/ドメインです。プライバシーマーク付与事業者の製品ですが、お試し申込みや資料ダウンロードが用意されていないため、導入前に挙動を確認する手段が限られる点は留意が必要です。
3. 簡易検索+(ATTAZoo+ / JBCC株式会社)
JBCCが提供するATTAZoo+は、18種類の機能がセットになったkintoneプラグインパッケージです。その中のひとつとして「簡易検索+」が含まれており、一覧画面に検索ボックスを設置して検索スピードを向上させられます。
ATTAZoo+全体としてはCyPN Report 2025で★★の評価を受けており、自動採番やステータス一括更新、ルックアップ更新など多機能なプラグインを一括導入できます。検索機能単体の詳細仕様は公開情報が限られていますが、検索以外にも多くの機能を活用したい場合にはコストパフォーマンスの高い選択肢です。
価格は年額43,200円(税抜)〜/1ライセンスで、18機能すべてが利用可能です。プライバシーマーク付与事業者であり、セキュリティチェックシートへの対応も行っています。ただし、検索機能だけを単体購入できないため、検索プラグインのみが必要な場合はオーバースペックになる可能性があります。
4. 検索プラグイン(株式会社Crena)
Crenaの検索プラグインは、2025年3月に提供を開始した比較的新しいサービスです。フリーワード検索と条件指定検索に加え、カスタマイズビュー(カンバン・ガントチャート・カレンダー)上での検索にも対応している点がユニークな特徴です。
Crenaは30種類以上のプラグインをセットプランで提供しており、検索プラグインはライトプラン(月額3,000円)に含まれる9種類のプラグインのひとつとして利用できます。単体での買い切り価格は150,000円(税抜)です。アプリ数・ユーザー数無制限で、バージョンアップ対応も無償となっています。
リリースされてまだ日が浅いため、導入事例やユーザーレビューの蓄積が少ない点は選定時に考慮すべきポイントです。今後のアップデートによる機能拡充に期待したいサービスです。
5. 簡単検索プラグイン(株式会社日立ケーイーシステムズ)
日立ケーイーシステムズが提供する簡単検索プラグインは、最大20個の検索項目を配置でき、AND検索またはOR検索、さらに範囲検索にも対応しています。日付や数値、作成日時、更新日時での範囲検索ができるため、期間指定での絞り込みが多い業務に適しています。テーブル内に配置されたフィールドも検索対象にできます。
対応フィールドは文字列(1行・複数行)、リッチエディター、数値、計算、ルックアップ、ラジオボタン、ドロップダウン、チェックボックス、複数選択、日付、レコード番号、添付ファイル、作成日時、更新日時、リンクなど幅広くカバーしています。
価格体系は買い切り型で、1年保証モデルが250,000円(税抜)/ドメイン、3年パックが500,000円、5年パックが750,000円です。継続課金がないため長期利用ではランニングコストを抑えられますが、初期投資が他のプラグインより大きい点は考慮が必要です。保証期間終了後も利用は可能ですが、kintoneのバージョンアップ等に伴う動作保証は対象外となります。
比較一覧表
| 項目 | 検索拡張 (M-SOLUTIONS) |
絞り込み検索 (八雲) |
簡易検索+ (ATTAZoo+) |
検索 (Crena) |
簡単検索 (日立KE) |
|---|---|---|---|---|---|
| 最大検索条件数 | 50件 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 20件 |
| 1文字検索対応 | ○ | × | × | 不明 | × |
| モバイル対応 | ○ | 不明 | 不明 | ○ | 不明 |
| AND/OR検索 | ○ | ○ | 不明 | ○ | ○ |
| 範囲検索 | ○ | × | 不明 | 不明 | ○ |
| 無料版/無料お試し | ○(無料版あり) | × | 30日間無料 | 30日間無料 | 要問合せ |
| 年間コスト目安 | 100,000円 | 72,000円 | 43,200円〜 | 36,000円〜 | 250,000円〜(買切) |
※価格はすべて税抜表示。ATTAZoo+は18機能セットの価格。Crenaはライトプラン9機能セットの価格。
結局どれを選ぶべきか? ― ニーズ別の選び方ガイド
5つのプラグインにはそれぞれ特徴があり、どれが最適かは自社の利用状況や予算、重視するポイントによって異なります。ここではニーズ別に整理します。
検索以外にも多機能なプラグインをまとめて導入したい場合は、ATTAZoo+やCrenaのセットプランが選択肢に入ります。ATTAZoo+は18機能セットで年額43,200円から、Crenaはライトプラン9機能セットで月額3,000円から利用でき、検索だけでなく自動採番やフィールド制御なども合わせて活用したい場合にはコストパフォーマンスの高い選択です。
買い切りで長期的にランニングコストを抑えたい場合は、日立ケーイーシステムズの簡単検索プラグインが適しています。初期費用は250,000円〜とやや高めですが、月額・年額の継続課金が発生しないため、3年以上の長期利用を前提とすれば結果的にコストを抑えられるケースもあります。範囲検索やAND/OR検索に対応している点も実用的です。
検索機能そのものを本格的に強化したい場合、つまり検索条件の数やフィールド対応の幅、1文字検索などの機能面を重視する場合は、M-SOLUTIONSの検索拡張プラグインが有力な選択肢です。検索条件最大50件、対応フィールド18種類、1文字検索対応といったスペックは今回比較した中でもっとも充実しており、kintoneプラグインの先駆け的存在として10年以上にわたりアップデートを続けてきた実績があります。
加えて、将来的に複数アプリをまたいだ横断検索のニーズが出てきた場合にも、同じM-SOLUTIONSが提供する「横断検索プラグイン」で対応できる点は、長期的な運用を考えるうえで覚えておきたいポイントです。
まとめ
kintoneの一覧画面に検索機能を追加するプラグインは、日々の業務効率を大きく左右する重要なツールです。今回比較した5つのプラグインはいずれもサイボウズのオフィシャルパートナーが提供するサービスであり、一定の信頼性と品質が担保されています。
多機能セットならATTAZoo+やCrena、買い切り志向なら日立ケーイーシステムズと、それぞれに適した場面があります。そのうえで、検索機能の充実度とアップデートの継続性を重視するなら、M-SOLUTIONSの検索拡張プラグインは多くの企業にとって手堅い選択肢です。
気になるプラグインがあれば、まずは無料版やトライアルで実際の操作感をご確認ください。
資料ダウンロードはこちら 無料トライアルはこちら お問い合わせはこちら
kintoneをもっと便利にするプラグイン・連携サービスを提供中
全サービスが乗っているカタログを今すぐ無料ダウンロード!

