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2025/10/29 kintone

【2025年最新版】kintoneアソシエイト試験の勉強方法|合格への完全ロードマップ

【2025年最新版】kintoneアソシエイト試験の勉強方法|合格への完全ロードマップ
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この記事でわかること

  • kintoneアソシエイト試験の概要
  • kintoneアソシエイト、合格に向けた効率的な学習法
  • 公式教材の効果的な使い方
M-SOLUTIONSメディア編集部

執筆者

M-SOLUTIONSメディア編集部

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kintoneの活用スキルを証明する「kintone認定アソシエイト」は、kintoneを用いた業務改善の専門家としてキャリアアップを目指す方にとって、その第一歩となる重要な資格です。

しかし「初級資格だから簡単だろう」と甘く見て不合格になってしまうケースがネットでは散見されます。
実際、kintoneを日常的に利用している方でさえ、対策を怠れば不合格になることがあるのです。

本記事では、kintone認定アソシエイト試験に確実に合格するための効率的な勉強方法を、弊社社員の経験談も併せて徹底解説します。
初心者から満点合格を目指す上級者まで、あなたのレベルに合わせた具体的な学習ロードマップをお届けします。

kintoneアソシエイト試験とは?難易度・合格率・勉強時間を解説

まず、試験内容を知ることから始めましょう。
kintoneアソシエイト試験がどのような試験なのか、その概要と実態を正確に把握することが、合格への第一歩です。

kintoneアソシエイト試験の概要(試験時間・問題数・受験料)

kintoneアソシエイト試験は、kintoneの機能や設定方法に関する体系的な知識を持ち、kintoneを活用した業務改善スキルがあることを証明する、サイボウズ社公式の認定資格です。
取得することでkintoneに関する一定のスキルレベルを客観的に示すことができ、社内での評価向上や転職活動においてkintoneスキルを証明するものにもなります。

主要な試験概要は以下の通りです。

項目 内容
試験時間 60分
問題数 50問
合格基準 正答率70%以上
受験料 16,500円(税込)
受験方式 CBT(ピアソンVUE)またはOnVUE(オンライン受験)
再受験 不合格の場合、受験日の7日後より再受験可能
公式サイト https://cybozu.co.jp/kintone-certification/level/associate/

kintoneアソシエイト試験の出題範囲

試験の出題範囲は、JavaScriptやプラグインを用いた高度なカスタマイズを除く、kintoneのほぼ全ての機能に及びます。
具体的には、以下の4つの主要なカテゴリから網羅的に出題されます。

  • アプリに関する出題では、アプリの作成からフィールド設定、一覧やグラフの作成、通知設定まで、アプリ開発の根幹をなす機能群が問われます。
  • スペースに関しては、部門やプロジェクトごとのポータルとなるスペースの作成、設定、活用方法が出題されます。
    スペースとアプリの関係性や、効果的なスペース運用に関する知識が求められます。
  • 管理者設定では、ユーザー管理、権限設定、セキュリティ設定など、kintone環境全体の管理に関する知識が問われます。
    実務で管理者権限を持っていない方でも、この分野の学習は必須です。

その他の機能として、API連携の基礎知識や外部サービス連携など、kintoneの活用範囲を広げるための機能についても出題されます。
APIの詳細な実装方法ではなく、概念や制限値が問われることが多いです。

kintoneアソシエイト試験の難易度は?

アソシエイトはkintone認定資格の中で「初級」と位置付けられており、合格率は公表されていません。
ただ、ネットでの口コミや社内の経験談を聞くと簡単に合格できる試験ではありません。

その主な理由は以下の3点です。

時間制限

まず、厳しい時間制限です。
60分で50問を解く必要があり、1問あたりにかけられる時間はわずか1分12秒です。

じっくり考えて解く時間はなく、問題文を読んで即座に回答を導き出すスピードが求められます。
分からない問題に5分も10分もかけてしまうと、残りの簡単な問題を解く時間がなくなってしまいます。

細かい知識

次に、問われる細かい知識です。
「この設定画面のどこで変更できるか」「この操作を行った場合の正しい挙動はどれか」といった、非常に細かい知識まで問われます。

問題文

問題文が単調ではなく、意図を正確に読み取るのが難しい場合があります。
単なる知識の暗記だけではなく、読解力も求められます。

また不合格だった場合、16,500円の受験料を自己負担する方にとっては、精神的にも経済的にも大きな痛手となります。
だからこそ、最初の受験で確実に合格するための、戦略的な学習が不可欠なのです。

kintoneアソシエイト試験に必要な勉強時間は?

合格者の体験談から、レベル別の推奨勉強時間をまとめると以下のようになります。
レベル
推奨勉強時間
期間の目安
初心者(kintone未経験)
40〜60時間
1〜2ヶ月
中級者(業務で使用経験あり)
28〜40時間
2〜4週間
上級者(満点を目指す)
30〜35時間
3週間

重要なのは、単に時間をかければ良いというわけではなく、「どのように学習するか」が合否を分けるという点です。
次の章では、科学的根拠に基づいた効率的な学習方法を解説します。

kintoneアソシエイト試験に合格するための効果的な勉強方法

kintoneアソシエイト試験の合格者が口を揃えて言うのが「ただテキストを読むだけでは合格できない」という事実です。
では、なぜインプット中心の学習では不十分なのでしょうか。

学習において「アウトプット」とは、学んだ知識を実際に使ってみる行為を指します。
具体的には、問題を解く、誰かに説明する、そしてkintoneの場合は「アプリを実際に作ってみる」といった活動です。

脳科学の研究では、情報をインプット(読む、聞く)するだけの場合よりも、アウトプットを伴う学習の方が、記憶の定着率が格段に高まることが証明されています。
これは、アウトプットする際に脳が情報を思い出し、再構築するプロセスを経ることで、神経回路が強化されるためです。

この原則は、単なる精神論ではなく、効率的な学習を実現するための科学的なアプローチなのです。
実際、満点合格者のブログでも「テキストを読むだけでなく、実際にkintoneで操作しながら学習した」と明記されています。

 なぜ「問題を解くだけ」では覚えられないのか

練習問題を解くことは重要ですが、それだけでは十分ではありません。
「問題を解くだけでは覚えられないもの」があります。
なぜなら、選択肢から正解を選ぶだけの行為は、まだ受動的な学習の域を出ないことがあるからです。
実際に不合格になった方の体験談を見てみても、「練習問題の暗記だけでは不十分だった」と振り返られています。
本当に知識を自分のものにするためには、さらに一歩踏み込んだ実践、つまり
「実際にkintoneに触る」「ヘルプを見る」という能動的なアクションが不可欠です。

例えば、日付計算の問題で「1日は86400秒」と暗記するだけでは、他の応用問題に対応できません。
しかし、実際にkintoneで
申込日 + (60*60*24*30) という計算式を入力し、30日後の日付が正しく表示されることを確認する、という体験を通じて、その知識は単なる数字から「使えるスキル」へと昇華します。

実際に手を動かすことが大事

【初心者向け】kintoneアソシエイトの勉強方法

「kintoneという名前は聞いたことがあるけれど、実際に触ったことはほとんどない」という方向けに、基本的な勉強を方法をお伝えしていきます。
勉強方法

ステップ1: 環境準備

まずは学習の土台となる環境を整えましょう。
何よりも先に、自由に操作できるkintone環境を手に入れることが重要です。

  • kintone 30日間無料お試しに申し込む
    サイボウズ公式サイトから、通常の無料お試しを申し込みます。
    これにより、管理者権限を持った自分だけのkintone環境が手に入ります。
    30日終了後も、別のメールアドレスで再度申し込むことが可能です。
  • 公式テキストを準備する
    試験範囲を網羅した「kintone認定 アソシエイト 試験対策テキスト」を手元に用意しましょう。
    学習の羅針盤となります。

ステップ2: 基礎学習

いきなりテキストを読み始めても、イメージが湧かず挫折しがちです。
まずはkintoneの楽しさに触れることから始めましょう。

  • 「kintone認定アソシエイト試験対策動画」を視聴する
    YouTube公式チャンネルで公開されている動画教材で、kintoneの基本的な概念や操作方法を視覚的に学びます。
    YouTubeなので、1.5倍や2倍速で見ることができるのでオススメです。
  • 簡単なアプリを2〜3個作ってみる
    「アウトプット」を早速実践します。
    難しく考えず、自分が使ってみたいと思う簡単なアプリを作ってみましょう。
    例: 読書感想アプリ、ランチ管理アプリ、趣味のコレクション記録アプリ、日報アプリなど

ステップ3: 体系的学習

基礎的な操作に慣れたら、公式テキストを使って体系的な学習に進みます。

  • テキストを1章から順に学習
    各章の内容を読み進め、kintoneの全体像を把握します。
  • 各章ごとに実際にkintoneで操作
    テキストで学んだ機能を、必ず自分のkintone環境で実際に操作して確認します。
    「この設定はどこにあるのか」「こうするとどう動くのか」を一つひとつ確かめる作業が、記憶を定着させます。
    多くの合格体験者が「テキストを読みながら実際に操作した」と発信しています。

ステップ4: 問題演習

インプットした知識が定着しているかを確認し、アウトプット能力を高めます。

  • 練習問題を解く
    公式サイトにある練習問題に挑戦します。
    最初は時間無制限で構いません。
  • 間違えた箇所を徹底的に復習
    不正解だった問題は、なぜ間違えたのかをテキストや実際のkintone画面で徹底的に確認します。
    間違えた問題をスプレッドシートなどでリスト化して管理するのも良いでしょう。
  • 復習アプリテンプレートを活用:
    公式サイトで提供されている復習用アプリをインポートし、実際に触りながら復習することで、知識の定着を助けます。

ステップ5: 総仕上げ

試験本番に向けて、知識を確実なものにします。

  • 弱点を重点復習
    練習問題で判明した苦手分野を、テキストとkintone操作で再度学習します。
  • 1問1分のペースを意識
    再度練習問題を解き、今度は1問1分の時間配分を意識して、スピードに慣れていきましょう。
    「3割は間違えても合格できる」と割り切ることも重要です。

kintoneアソシエイト合格者が実践した5つの学習テクニック

これまでの内容に加え、多くの合格者が実践している、より具体的で効果的な学習テクニックをまとめました。
これらのテクニックを取り入れることで、学習効率をさらに高めることができるでしょう。

テクニック

具体的な方法 効果
1. 弱点の可視化 練習問題の結果をスプレッドシート等に記録、弱点を可視化できるようにする。 自分の苦手分野が一目でわかり、効率的な学習計画が立てられる
2. 間違いリストの作成 間違えた問題、迷った問題をすべて転記し、「なぜ間違えたか」「正しい理解」を自分の言葉で記述する 同じ間違いを繰り返さない。
3. 仕様の意図を考える すべての機能について「なぜこの仕様なのか?」「どんな業務課題を解決するのか?」を自問自答する 暗記ではなく理解による深い知識の定着。応用問題にも対応できる
4. 隙間時間のアウトプット 通勤時間や休憩時間などの隙間時間に、スマホで間違いリストを見返したり、kintoneの機能について誰かに説明するつもりで頭の中で整理したりする 短時間でも継続的な学習で記憶が定着する
5. 12問は捨てると割り切る 試験本番で難問に固執しないためのマインドセット。「満点」ではなく「合格」が目標と心得る 精神的な余裕が生まれ、解ける問題を確実に正解できる

kintoneアソシエイト試験の公式テキスト・練習問題・教材まとめ

kintoneアソシエイト試験の学習には、サイボウズが提供する豊富な公式教材を最大限に活用することが合格への鍵です。
ここでは、各教材の役割と効果的な使い方を解説します。
教材名
種類
役割と効果的な使い方
入手方法
kintone認定 アソシエイト 試験対策テキスト
【必須】
試験範囲を網羅した教科書。初心者・経験者問わず、知識のベースとなる。通読するだけでなく、問題演習で分からなかった部分を調べる辞書としても活用する
から購入
kintone 30日間無料お試し
【必須】
最も重要な学習ツール。実際に手を動かし、テキストや問題集で得た知識を体得する場。30日終了後も別メールアドレスで再申し込み可能
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kintone認定アソシエイト試験 練習問題
【必須】
3パターンの問題が用意されている。最低3周は繰り返し解き、すべての問題と選択肢を完全に理解する
で無料提供
kintone認定 アソシエイト試験 対策動画
【推奨】
YouTube公式チャンネルで公開。テキストだけでは分かりにくい操作や画面遷移を視覚的に理解できる。倍速再生で効率的にインプットするのがおすすめ
復習アプリテンプレート
【推奨】
練習問題の復習用に提供されているアプリ。インポートして実際に触ることで、知識の定着を助ける
からダウンロード
kintoneヘルプ
【補助】
機能の最も正確で詳細な情報が記載されている一次情報源。学習中に生じた細かい疑問は、ヘルプで確認する癖をつける

kintoneアソシエイト試験に合格する3つのステップ【まとめ】

本記事で解説してきたkintoneアソシエイト試験合格への勉強方法は、以下の3つのステップに集約されます。

試験合格へのまとめステップ

ステップ1: 知る

試験の概要、出題範囲、そして「アウトプット中心の学習」がなぜ重要なのかという科学的根拠を正しく理解する。
合格率70〜80%という数字に油断せず、1問1分12秒という厳しい時間制限や、細かい知識が問われる実態を把握することが第一歩です。

ステップ2: 試す

自分のレベルに合った学習ロードマップに沿って、とにかくkintoneを触り、問題を解き、手を動かす。
インプット1割、アウトプット9割の意識で学習を進める。
テキストを読むだけ、問題を解くだけでは不十分です。
必ず実際のkintone環境で操作しながら学習しましょう。

ステップ3: 極める

「なぜこの仕様なのか」という開発者の意図を考え、知識を暗記から理解へと深化させる。
「仕様の意図を探る」学習法が、応用問題への対応力を高めます。

今日から始める具体的なアクション

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  • 練習問題を1セット解いて現状把握
    自分の現在地を正確に知ることが最短ルートの第一歩
  • 自分に合った学習計画を立てる
    本記事の勉強方法を参考に、無理のない計画を立てましょう

合格後のキャリアパス

kintoneアソシエイトは、あなたのキャリアを加速させる価値ある一歩です。
合格後は、以下の上位資格にも挑戦できます。

  • アプリデザインスペシャリスト
  • カスタマイズスペシャリスト
  • カイゼンマネジメントエキスパート
  • システムデザインエキスパート

今日から早速、無料お試し環境を申し込み、この記事を片手に、合格への道を歩み始めてください。

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プロフィール

  • M-SOLUTIONSメディア編集部

    10年以上kintoneに携わっているkintoneのスペシャリストチーム。 kintoneだけでなく、サイボウズ関連製品や最新テクノロジーにも精通。 kintoneをより便利にする情報をお届けします。 kintone認定アソシエイト・アプリデザインスペシャリスト・カイゼンマネジメントエキスパート取得者所属。

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