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kintoneに既読機能を実装する方法
「kintoneで社内のお知らせ管理を行なっているが、ちゃんと読まれているか管理したい」
このように考えている方におすすめの記事です。ご覧ください。
既読機能はkintoneの標準機能でできる?
kintoneの標準機能では、誰がレコードを閲覧したのか既読履歴を管理する機能がありません。
そのため発信した情報が相手に届いているのか確認できません。
既読履歴を確認できそうな機能として、アクセスログ機能がありますが、アクセスログはレコード操作のみを記録します。
そのため誰が閲覧したかまでは確認できません。
kintoneで既読管理をするためには?
次の2種類の方法で実現できます。
- JavaScriptでカスタマイズする
- 既読チェックプラグインを利用する
JavaScriptでカスタマイズする。
kintoneはJavaScriptでカスタマイズできます。
この仕組みを使いkintoneをカスタマイズをすれば、既読機能を実装できます。
サイボウズの開発者向けサイト「developers network」にカスタマイズ方法が記載されているので、この方法を利用すれば既読機能を利用できるでしょう。
ただ、kintoneのカスタマイズを行うと、システムの保守を行う必要があります。
保守体制を社内や委託先と協力して組めるのであれば問題ありませんが、保守体制がなければ、実装したカスタマイズが動作しなくなった場合、既読機能の利用ができなくなります。
そのためカスタマイズは注意が必要です。
プラグインを利用する
kintoneで既読管理を可能にする「既読チェックプラグイン」があります。
このプラグインを設定すると、設定したアプリのレコードを誰が閲覧したのかチェックができるようになります。
この仕組みを使えば、誰がレコードを閲覧したか確認ができるようになります。
また既読チェックプラグインは、以下の機能もあります。
- 未読レコードを強調する機能
- 特定レコードを強調する「読んで」機能
閲覧者は自分が読んでいないレコードや、投稿者が読んでほしいレコードを把握できます。
既読チェック機能と未読レコード強調機能、「読んで」機能があると、投稿者と閲覧者がそれぞれレコードの閲覧状況を管理できるので、情報共有を確実に実行できるようになります。
kintoneプラグイン「既読チェックプラグイン」の費用は?
既読チェックプラグインは以下の費用です。
初期費用:0円
年額費用:120,000円(税抜)/1ドメイン
既読チェックプラグインはお試しができますので、興味がある方はぜひお試しください。
以上、kintoneに既読機能を実装する方法でした。