株式会社三陽商会
Smart at roboで柔軟な動作設定が可能に
外国人のお客様も含めた集客に貢献
導入の背景
株式会社三陽商会について教えてください
(小林弘明氏)
株式会社三陽商会は、企画から製造、販売まで行う小売機能をもった総合アパレルメーカーです。
Pepperを導入しているSANYO GINZA TOWERは、直営店として自社ブランドや主力ブランドなどを扱う三陽商会の「顔」となるお店です。
特に店舗への集客や情報の配信という点に注力しています。
導入前の課題をお聞かせください
(小林弘明氏)
SANYO GINZA TOWERでは、非常に外国のお客様が多いため、インバウンドの対策として、中国語と英語の対応が可能なPepperをいち早く導入したいと考えていました。
最初のうちは、SoftBankの「お仕事かんたん生成」で動作設定を行っていましたが、決まったフレームの中でしか動作することができなかったため、
あいさつ、呼び込み、プレゼンを一連の流れで動作させるようなより柔軟な動作設定が可能なアプリを求めていました。

事業本部 全国販売統括部
銀座直営店ディヴィジョン 販売グループ
小林 弘明 氏
導入の決め手をお聞かせください
(小林弘明氏)
中国語ができるアプリを数社探しましたが、基本的にはPepperのプレゼン機能に特化して中国語が話せるアプリがほとんどでした。
どのアプリも自由な動作設定という点で柔軟性が欠けていました。
そんな中で、M-SOLUTIONSのSmart at roboは、プログラミングができなくても、kintoneを使った設定が非常に容易であり、
自分たちのロジックで動作の組み立てを具現化できるアプリだったことが導入の決め手となりました。
導入後
導入でどのように変わりましたか

SANYO GINZA TOWER
CHIEF CONCIERGE
鈴木 恵子 氏
(鈴木恵子氏)
Pepperは、各フロアの案内を3ヶ国語で行ったり、イベントやブランド毎のフェアの案内を行ってます。
Pepper自体の珍しさと、中国語、英語、日本語の3ヶ国語をPepperが話すことで、外国のお客様も含めて、お店に振り向いていただける数は増えました。
外国のお客様は、Pepperが中国語、英語で話すため、非常に興味をもってくれるようになったと感じます。写真をとったり、熱心にPepperの説明を聞いてくれています。
またPepperをきっかけにスタッフがお客様に話しかけやすい雰囲気もできました。
(小林弘明氏)
Pepperを置いておくだけで、集客の道具にはなっていましたが、Smart at roboを入れることで、
Pepperを介してお客様とスタッフがコミュニケーションを行うツールにもなりました。
Smart at roboの気に入っている点を教えてください
(鈴木恵子氏)
スタッフは一人ずつタブレットを持っていますが、Smart at roboを利用することでお客様の反応を見ながら、その場でPepperの言葉の修正ができることが気に入っています。
たとえば、もう少しきれいな言葉がいいなとか、新しい話題の言葉を入れることが手軽にできるようになりました。
Pepperの話す言葉を簡単に変更できるようになったので、SoftBankの「お仕事かんたん生成」だけを利用していた時よりも、設定変更のスピード感が増しました。